「持つ」から「シェアする」へ。
世界的に広がっているシェアリングの潮流は、カーシェアやシェアオフィスだけでなく、企業や学校、自治体の内部資産管理にも影響を与えています。加えて、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まる中、無駄をなくし、限られた資源を最大限に活用することが求められています。そんな時代のキーワードが、「シェアリング」と「貸出管理」の融合です。
なぜ今「シェアリング+貸出管理」が重要なのか?
1. 持続可能性の推進
ものを一人ひとりが所有するのではなく、みんなで共有(シェアリング)することで、資源消費を減らすことができます。ただし、共有には必ず「誰が、いつ、どこで」使っているかを把握する仕組みが必要になります。ここに貸出管理が欠かせません。
2. コストの最適化
買っても使わない期間が長い資産(例:プロジェクター、カメラ、工具など)をシェアすればコストが圧縮できます。さらに貸出状況を記録・分析すれば、どの資産に投資すべきか/しなくてもよいかが見えてきます。
3. 効率の向上
貸出管理をうまく仕組み化すれば「探す時間」「誰が持っているのか尋ねる時間」をゼロにできます。業務効率だけでなく、ストレス削減による職場の快適さにもつながります。
SDGsに貢献する資産活用法
SDGs の観点からも、シェアリングと貸出管理の組み合わせは大きな効果を発揮します。
- **目標12:つくる責任 つかう責任:**資源を“必要な時に必要な分だけ”活用し、過剰な購入や廃棄を減らすことが可能です。
- **目標13:気候変動に具体的な対策を:**調達や廃棄に伴うCO₂排出を削減し、環境負荷を軽減します。
- **目標17:パートナーシップで目標を達成しよう:**社内だけでなく、地域や他企業とシェア資産を拡張する事例も生まれはじめています。
テクノロジーで変わる「シェア資産」の管理
クラウド型の貸出管理システムを取り入れることで、これまで手作業だった「誰が借りた?返した?」の管理が、リアルタイムで可視化されるようになりました。
例えば…
- 社員が自分のスマホから借用・返却を記録
- 在庫状況を一目で確認
- 利用履歴データを分析し、将来の調達計画に反映
これにより、シェアする体制そのものが持続可能かつ効率的に進化します。
「カシカン」が実現する新しい資産活用
その代表例が 「カシカン(貸出管理システム)」 です。
カシカンを活用すれば、文房具や備品、IT機材からイベント用品まで、あらゆる共有資産を「使いやすく、なくさない」状態で運用できます。
- 貸出・返却が直感操作で簡単
- 利用状況が一目で把握可能
- データベース化により資産の稼働率を可視化
カシカンは「シェアする文化」を支えるインフラとして、SDGs時代の資産活用にぴったりのツールです。
カシカンの機能
ここでは、特におすすめのシステムとして紹介するサービスの一例として、以下の機能を詳しくご紹介します。
1. 貸出物の一括登録
カシカンでは、登録したい備品が大量にある場合、一括登録機能でエクセルやスプレッドシート、CSV形式のファイルデータから直接貸出物の情報を取り込むことが出来るため、データ入力の手間を大幅に削減できます。
2. QRコードを活用した備品管理
カシカンでは、QRコードを活用して貸出物の管理ができます。印刷したQRコードを貸出物に貼り付けたり、紐付けておくことで、手元の貸出物から即座にカシカン上での予約手続きに移ることができます。
3. リマインダー機能
カシカンでは、備品の貸出予定日の前日や、返却予定日の前日と当日に利用者に対して通知が送られるリマインダー機能があります。これにより、返却忘れなどの防止に繋がります。
カシカンには他にも、グループ機能を活用した貸出物のシェアリングや、グループの管理者から利用者全員へのお知らせ機能、備品の最長利用日数の設定や返却時の確認項目など、細かなルールが設定できます。
まとめ
SDGsが掲げる「持続可能な社会」を実現するには、所有からシェアへ、そしてシェアを支える貸出管理へと進化することが不可欠です。
- シェアリングで資源の有効活用
- 貸出管理で透明性と効率化
- その融合によって、環境にも組織にもプラス
未来のオフィスや学校、地域社会の在り方を考えるとき、「シェアリング×貸出管理」こそが新しい資産活用のスタンダードとなるでしょう。
カシカンのより詳しい機能にご興味がある方はぜひ、カシカンの公式サイトやカシカン使い方ブログをご覧ください。