はじめに
語学学校では、テキストや辞書、タブレット端末などを教材として留学生に貸し出すケースが多くあります。しかし、多国籍の学生が集まる環境では「貸した教材が戻らない」「誰がどの本を借りているかわからない」「返却忘れが多い」といったトラブルが発生しがちです。
そうした課題を解決するカギとなるのが、教材レンタルをデジタルで管理できる無料システムです。今回は、語学学校で“すぐに使える”おすすめの方法をご紹介します。
語学学校での教材貸出にありがちな課題
留学生への教材レンタルには、次のような課題が多く見られます。
- 返却漏れや紛失が多い
- 紙やExcelでの管理は非効率
- 英語・中国語など多言語対応が必要
- 文法書、電子辞書、タブレットなど教材の種類が多く、把握が難しい
これらのトラブルが積もると、教材不足や追加購入コストの増加につながり、学校運営の効率も低下してしまいます。
デジタル管理で一気に解決!
デジタル貸出システムを使えば、教材レンタルの管理はぐっと簡単になります。
1. 在庫がリアルタイムで分かる
誰がどの教材を使っているかを即確認でき、探す手間や「貸出中かどうか」の混乱がなくなります。
2. 貸出・返却がスピーディー
紙台帳の記入は不要。QRコードの読み取りで数秒で手続き完了!
3. 多言語対応にも便利
「英語用教材」「日本語教材」など分類して管理でき、留学生のニーズにすぐ応えられます。
4. 利用履歴をデータで管理
「今学期で何冊貸し出したか」「延滞は何件あったか」が確認でき、次年度の計画に活用可能です。
おすすめ無料システム「カシカン」
教材レンタル管理に活用できるのが 「カシカン」 という貸出管理システムです。スマホやPCから利用でき、無料から導入可能。専用機材は不要なので、留学生が多い語学学校でもすぐに導入できます。
導入の流れはシンプル
- 無料アカウントを作成
- 教材(テキスト、辞書、端末など)を登録
- QRコードを教材に貼る
- 貸出・返却をスキャンで管理
これだけで、複雑だった教材管理がスムーズになります。
カシカンの機能
1. 会員証作成機能
カシカンでは、グループページへのログインリンクをQR化してプリントできます。会員証を活用すれば、たとえ一台の端末でもカシカンをみんなで使えます。アカウント登録不要の会員証も発行可能で、メールアドレスは不要です。
2. 備品の一括登録
カシカンでは、登録したい備品が大量にある場合、一括登録機能でエクセルやスプレッドシート、CSV形式のファイルデータから直接備品の情報を取り込むことが出来るため、データ入力の手間を大幅に削減できます。また、バーコードを使って書籍を自動的に登録することも出来ます。
3. QRコードを活用した備品管理
カシカンでは、QRコードを活用して備品管理ができます。印刷したQRコードを備品に貼り付けたり、紐付けておくことで、手元の備品から即座にカシカン上での予約手続きに移ることができます。
4. リマインダー機能
カシカンでは、貸し出す備品の貸出予定日の前日や、返却予定日の前日と当日に利用者に対して通知が送られるリマインダー機能、また延滞時に通知を行う機能があります。これにより、返却忘れなどの防止に繋がります。
カシカンには他にも、グループ機能を活用した備品のシェアリングや、グループの管理者から利用者全員へのお知らせ機能、備品の最長利用日数の設定や返却時の確認項目など、細かなルールが設定できます。
まとめ
教材貸出の混乱やトラブルは、留学生にとっての学習ストレスや学校側の管理負担を増やす原因になります。無料のデジタル貸出管理システム「カシカン」を導入することで、
- 紛失・返却忘れを防止
- 先生やスタッフの業務を効率化
- 学生にとってスムーズで安心な利用体験を提供
が一度に実現可能です。今年の新学期から、語学学校でも教材レンタルを「アナログ」から「デジタル」へ切り替えて、より快適な学習環境を整えてみてはいかがでしょうか。
カシカンのより詳しい機能にご興味がある方はぜひ、カシカンの公式サイトやカシカン使い方ブログをご覧ください。