はじめに:
医療現場では、さまざまな医療機器や物品が使用されています。
エコーやレントゲン装置など大きな機材から、 聴診器、体温計、SPO2モニター、血圧計など、持ち運び可能な小さい物品まで、非常に多くの備品があります。杖や車いすを貸出し、共有して使用する場面も多いです。
これらの医療機器や物品は、患者さんの診療や治療、予防に欠かせないものであり、適切な管理が求められています。
医療現場の備品管理に潜む危険性
医療現場において備品管理を怠ると、患者さんの安全に直接的な影響を及ぼす危険性があります。以下に、備品管理の重要性とその危険性を示します。
1. 誤った備品の使用
備品が管理されていないと、間違った備品を使用してしまうことがあります。患者さんの健康に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、 正確な備品の選択と使用が必要です。
2. 診療の遅延
備品が不足している場合、診療や治療が遅れる可能性があります。医療現場では、迅速な対応が求められることもあるため、備品の整理整頓や管理が重要です。
3. 感染リスクの増加
備品の清潔さと適切な取り扱いは、感染症の予防に不可欠です。使用後は物品を消毒し、清潔に保つ必要があります。
4. 財政的損失
備品の無駄遣いや紛失は、医療機関にとって財政的な損失となります。適切な備品管理は、無駄なコストを削減する手段となります。
5. 患者信頼の低下
備品の不足や誤った使用は、患者さんに対する信頼を損なう要因となります。患者さんが安心して治療を受けるためには、適切な備品管理が必要です。
総括すると、医療現場での備品管理は、患者の安全と医療機関の運営において非常に重要です。
医療現場で備品を管理するポイント
医療現場において、物品を効率的に管理するためのポイントを以下にまとめます。
1. 保管場所の明示
- 備品の保管場所を明確に示すことは、スタッフが必要な備品を迅速に見つけられるようになり、無駄な時間を省くことができます。
- 備品の保管場所を予め決めておいたり、マップや写真で示したりすると良いでしょう。
2. 備品の分類と記録
- 備品を適切に分類しましょう。
- 使う人や一緒に使う備品ごとにまとめておくと、使う時にスムーズです。備品の利用状況を記録し、今どこで誰が使用しているか明確にすると良いでしょう。
3. 点検と報告
- 常に備品や機材が正常に動作するか確認し、問題があれば担当者に報告することが重要です。
- 持ち出し・返却時には、備品がしっかりと元の位置にあるかどうか確認しましょう。
4. 物品管理システムの導入
- 物品管理システムを活用することで、センサーやインターネット環境を利用して備品を効率的に管理できます。
これらのポイントを遵守することで、医療現場における物品管理を効率的かつ適切に行うことができます。
課題の解決法とおすすめの備品貸出システム
効率的な備品の貸出管理をするには、貸出簿を設置したり、貸出・返却の際に社内チャットで報告するなどの方法があります。ですが、これらの方法では、ヒューマンエラーの発生や、業務効率の低下、備品の紛失などに繋がってしまう可能性があります。
そこで、おすすめなのが「備品管理アプリ」の導入です!備品管理アプリを活用することで、課題を解決することが出来ます!他にも、管理をアプリに任せることでストレス・コストの削減に繋がったり、業務効率の向上も期待できます。
とはいえ、備品管理アプリの導入には費用がかかってしまうことがほとんどですし、どのアプリを選べば良いか分からない…といった悩みがあるかと思います。そんな皆様に、特におすすめの備品管理アプリが「カシカン」です!カシカンは他のアプリとは違い、無料で導入することが出来ます。運用においても、利用者が少人数なら無料、人数が多い場合でも安価に利用可能です。
ここからは、そんな「カシカン」の備品管理に役立つ機能や、他のアプリよりもカシカンを選ぶメリットについて、ご紹介していきます!
カシカンの機能
1. 備品の一括登録
カシカンでは、登録したい備品が大量にある場合、一括登録機能でエクセルやスプレッドシート、CSV形式のファイルデータから直接備品の情報を取り込むことが出来るため、データ入力の手間を大幅に削減できます。また、バーコードを使って書籍を自動的に登録することも出来ます。
2. QRコードを活用した備品管理
カシカンでは、QRコードを活用して備品管理ができます。印刷したQRコードを備品に貼り付けたり、紐付けておくことで、手元の備品から即座にカシカン上での予約手続きに移ることができます。
3. リマインダー機能
カシカンでは、貸し出す備品の貸出予定日の前日や、返却予定日の前日と当日に利用者に対して通知が送られるリマインダー機能、また延滞時に通知を行う機能があります。これにより、返却忘れなどの防止に繋がります。
4. 備品のジャンル分け
カシカンでは、ハッシュタグを使うことで、備品を様々なジャンルに分けて管理することができます。ジャンルやテーマ、利用頻度や人気度などの形でジャンル分けをすることが出来ます。
5. 備品の検索機能
カシカンでは、登録済みの備品を簡単に検索することができます。登録した際の名前や説明文、タグなどで検索できるほか、スマートフォンのカメラを使ってバーコードから書籍を検索することも出来ます。
カシカンには他にも、グループ機能を活用した備品のシェアリングや、グループの管理者から利用者全員へのお知らせ機能、備品の最長利用日数の設定や返却時の確認項目など、細かなルールが設定できます。
カシカンを使うメリット
1. カシカンは無料から利用出来る
カシカン以外の備品管理アプリの導入・運用にかかる費用の例を挙げると、管理システムの初期導入費に約30万円~100万円ほどかかってしまうものであったり、初期導入費はかからないですが、月額約5万円~30万円ほど必要になり、選択するプランによって機能や、登録できる備品の数、利用人数などが制限されてしまうアプリもあります。また、公式ページに値段の記載ないため、直接お問い合わせする必要があることも多々あります。
その点、カシカンは無料から利用することができ、登録できる備品の数にも制限がありません。また、利用する人数が多い場合でも、他のシステムやアプリよりも安価に利用することが出来ます。
2. カシカンはアプリでも利用出来る
備品管理システムの中には、スマートフォンなどから管理が行えない場合が多いですが、カシカンはアプリも提供しているため、出先や自宅などでもスマートフォンやタブレットなどから備品の予約や返却手続き、在庫管理などが行えます。もちろんパソコンのブラウザからも利用可能です。
3. 備品の利用状況の確認
カシカンでは、備品の利用状況をリアルタイムで確認することができます。どの備品が誰に貸し出されているのか、返却予定日、次の貸出予定日はいつなのかを把握することができます。
まとめ:医療現場での備品管理を「カシカン」で簡単に!
今回は、貸出管理システム「カシカン」について詳しくご紹介してきました!カシカン以外にも備品管理を簡略化・効率化してくれる、便利なシステムがたくさんあります。しかし、システムを実際に活用してみないと分からない課題もたくさん出てくるかと思います。
先ほども記述した通り、カシカンは無料から利用出来るため、とりあえずで試してみてもコスト面で心配する必要がありません。なので、ぜひ、カシカンを導入してその便利さを体感してみてください!
カシカンのより詳しい機能にご興味がある方はぜひ、カシカンの公式サイトやカシカン使い方ブログをご覧ください。