はじめに
現代の企業経営において、デジタルトランスフォーメーション(DX)は避けて通れない課題となっています。しかし、DXと言えば難解で高額なシステム導入を思い浮かべる方も多いでしょう。そんな中で、手軽に始められる社内DXの一環として「社内図書館」プロジェクトをご紹介します。
社内図書館のメリット
1. ナレッジの集約と共有
社内図書館を設けることで、企業内の業務書籍、技術書、ビジネス書等の資料を一元管理しやすくなります。社員が必要な情報をいつでも簡単にアクセス可能な場所に置くことで、知識の共有が進み、業務効率が向上します。
2. 教育とスキルアップ
社員が自己啓発や業務に役立つ知識を自由に手に入れることができれば、企業全体のスキルアップが見込めます。定期的に最新のベストセラーや業界関連書籍を取り入れることで、社員の学びをサポートします。
3. コミュニケーションの活性化
共通の話題や興味が増えることにより、社員間のコミュニケーションが活性化しやすくなります。社内図書館の環境は、自然な交流の場ともなり得ます。
社内図書館の導入ステップ
1. スペースの確保
まずは専用のスペースを確保しましょう。広さはそれほど重要ではなく、使い勝手の良い場所にあることがポイントです。オフィスの一角を利用するのも良いでしょう。
2. システムの選定
専用の貸出システムや管理ソフトを導入すれば、在庫管理も簡単になります。クラウドベースの図書館管理システムがお勧めです。
3. 書籍の選定と配置
業務に関連する書籍や、社員の興味関心に応じた書籍を選びましょう。社員からのリクエストを受け付けることも、書籍の選定に役立ちます。ジャンルごとに整理し、誰でも簡単に見つけられるように工夫します。
4. 貸出ルールの設定
誰でも簡単に利用できる貸出ルールを設定しましょう。ポピュラーな方法としては、専用の貸出カードや電子システムを使用する方法があります。
簡単に図書貸出管理!「カシカン」
カシカンは、備品や共有物、所有物をスマートフォンやPC上から簡単に管理できるサービスです。貸出管理が簡単にでき、グループ内で共有することも可能なため、図書の共有や貸し借りを円滑に行えます。カシカンは、物品管理をシンプルにし、スムーズな共有を実現する頼もしいツールです。
とはいえ、どの図書貸出システムが合っているか分からなかったり、システムの導入・運用にかかる費用が心配…といった悩みがあるかと思います。そんな皆様におすすめの図書貸出システムが「カシカン」です!カシカンは他の図書貸出システムとは違い、無料で導入することが出来ます。運用においても、利用者が少人数なら無料、人数が多い場合でも安価に利用可能です。
「カシカン」を使用してスムーズに図書室を運営しましょう!以下に主な機能をご紹介します!
カシカンの機能
1. バーコード読み取り機能
カシカンでは、本のISBNコードを読み取ることで書籍情報や書影が自動で登録できます。登録できる本の数にも制限がないため、数が膨大でも大丈夫です。
2. 貸出書籍の一括登録
カシカンでは、登録したい書籍が大量にある場合、一括登録機能でエクセルやスプレッドシート、CSV形式のファイルデータから直接書籍の情報を取り込むことが出来るため、データ入力の手間を大幅に削減できます。
3. リマインダー機能
カシカンでは、書籍の貸出予定日の前日や返却予定日の前日と当日に利用者に対して通知が送られるリマインダー機能、また延滞時に通知を行う機能があります。これにより、返却忘れなどの防止に繋がります。
4. 図書のジャンル分け
カシカンでは、ハッシュタグを使うことで、図書を様々なジャンルに分けて管理することができます。ジャンルやテーマ、利用頻度や人気度などの形でジャンル分けをすることが出来ます。
5. 図書の検索機能
カシカンでは、登録済みの図書を簡単に検索することができます。書籍名や著者名、タグなどで検索することができます。利用者は読みたい本を探す時に、管理者は蔵書点検などをする時に役に立ちます。
カシカンには他にも、グループ機能を活用した図書のシェアリングや、グループの管理者から利用者全員へのお知らせ機能、貸し出し図書の最長利用日数の設定や返却時の確認項目など、細かなルールが設定できます。
まとめ
社内DXを促進するためには、コストをかけずに即効性のある取り組みが必要です。社内図書館プロジェクトはその一環として、誰でも簡単に始められ、社員全体のスキルアップやコミュニケーションの促進、業務効率の向上に大いに貢献します。ぜひこの機会に、あなたのオフィスにも社内図書館を設置してみてはいかがでしょうか?
カシカンのより詳しい機能にご興味がある方はぜひ、カシカンの公式サイトやカシカン使い方ブログをご覧ください。